まったりのんびりマイペース駄目人間の黒猫のなんだか良くわからないブログです
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皆様からキャラを借りてSSを書きましょう企画第二段目。
今回はハルさんからAFOPCのスフィーナさんを貸していただきました!
ありがとうございます!!

ブラッグァのBUできましたよ!的に突っ走って書いてみました。
とりあえず、ドーン!

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私の中でブラッグァ=見せ乳という認識が出来ました(何処見てんだ自分。最低デスネ(反省の色無し))
予想外の色っぽさ!!杉蔵絵師様ありがとうございます!

メイ酒場でのスフィーナさんの行動にメロメロ状態のブラッグァですがこれからも宜しくお願いします(土下座頼み

では、SS読んでやるYO!という心の広い方は続きからドウゾ!
あ、百合なので嫌いな方はご注意をば。

そして遠距離レスレス
>yeriさん
ふふふ悶えるでしょう!
これは乙女じゃない人でやった方がダメージが少ないバトンだと…!(笑)
乙女なPCでやるととことん乙女に…!ちょっとした拷問状態です(爆)


確定SSメモ

ラヴィさん・ブラッグァ(AFO)
ティルさん×幸(銀雨)
玲さん・黒妖(AFO)
翔子さん×ブラッディ(怪談)
眩暈坂さん・ブラッディ(銀雨)
鏡よ鏡。

世界で一番醜いのはだぁれ?




ふぅっと静かに吐かれた葉巻の煙が儚く消える。
寝覚めは何時も悪い。
低血圧気味ではない、ただ夢見が悪い。
いつも見るのは暗い闇。鏡に囲まれた自分。
闇の中なのに自分の姿だけははっきりと映し出されていた。

自己嫌悪。

クシャリと黒い髪をかきあげる。
途方もなくイラついて、それを紛らわせるように深く葉巻を吸った。
「あー……だるい」
寝ている間に凝ってしまった体を動かすと、首にしている首輪の鈴が鳴った。
犬の様に飼われている自分。
何に、とは言わない。ただ、自由が無い。

自由なんてものは最初から持ち合わせていない。

束縛から逃げたくて、幾度も傷つけた体にはその跡が無数に刻まれている。
まるで、幾ら逃げようとしても無駄だと嘲笑うが如く――。

「……くだらねぇ」

口から驚くほど乾いた笑いが漏れた。
自嘲的な笑み。自虐的な感情。
こんなのは自分らしくない。さっさと仮面を被ってしまおう。
何も考えることの無い、気楽な犬の仮面を――。


「……ブラッグァ?」


不意に呼ばれた声にピクリと体が反応する。
確かめるまでもなく、その声の主は分かった。
寝起きの悪い自分に気安く話しかけられるのは一人だけ。
――壁に隠れるようにして自分を様子見ている綺麗な銀髪の彼女。

「…おはよう、スフィーナ」
「うん…おはよう、ブラッグァ…」
まだ自分の機嫌が悪いことを悟ったのか、スフィーナはおずおずとした様子で挨拶を返した。
遠慮なんてしなくていいのに…まぁ、仕方ないだろうけど。
これで最後とばかりに葉巻を深く吸って火を消し、捨てた。

「――大丈夫だよ、おいで」
「………うん」
このままだと出てきてくれそうに無いのでとりあえず優しく手招き。
スフィーナも頷き―――頷いてくれたのに、出てきてくれない。
ちょっとショック。

「ほら、本当に大丈夫だって。俺は世界一寝起きすっきりな女の子よ?」
「…嘘つき…」
躊躇なく嘘つき呼ばわりされた。
ちょっとショック。

「んー…しょうがないなぁ。来てくれないなら二度寝する」
「え…だ、駄目っ…!」
再びベッドへと潜り込んだ俺に慌ててスフィーナは近寄ってきた。
そのまま俺の体をぐいぐいと引っ張ってくる。
「もう昼…!…ブラッグァは寝すぎ…!」
「えー、でも眠いー」
「寝起きすっきりって…言ったのに…!」
「あれ?そうだっけ?昔のことは忘れたなぁ」
ぐいぐい、イヤイヤ、ぐいぐい、イヤイヤ。
引っ張るスフィーナと嫌がる自分。
まるで朝に子供を起こす母のような図だ。
もしくは休日のお父さんに構ってもらおうと子供が絡んでくる図。
……いや、そんな事はどうでもいい。
折角のチャンスを逃す俺ではない。

「いい加減…きゃっ…!?」
「はい、ゲットー」

がばりとスフィーナを腕の中へと抱き込む。
逃げられないように強く抱きしめながらその銀の髪へと顔をうずめた。

――心地いい。

先刻のイライラなどとうに消え、今は心の安定が取れていた。
ソレを感じたのか、はたまた抵抗するのを諦めたのか、スフィーナは大人しく俺の腕に中に身を任せた。

「スフィーナちゃん、おはようのチューは?」
「……今は昼だから、それはなし…」
甘えてみたら断られた。

「スフィーナちゃん、ご飯は?」
「…昨日の残りがあるから、それ食べて…」
用意はしてくれないらしい。

「スフィーナちゃん、愛してる」
「…そう…」
折角の愛の囁きも反応が呆気なかった。

「………」
「………」
黙ってみると会話も発生しなかった。

「やっぱ寝る…」
「…それは駄目…」
再びベッドに潜ろうとする俺をまたしても阻止するスフィーナ。
一人で起きているのは嫌らしい。
「んじゃ、一緒に寝る?」
「………」
そこで黙るか。
むっつりと、何か思い悩むようにしながら見つめてくる。
何か言いたいことがあるのに言い出せない、そんな感じだ。
「どーした?一緒に寝るのは嫌かい?」
「……ううん…」
否定するように、彼女はふるふると小さく首を横に振る。
はて、それでは何故だろう。
俺の寝起きが悪いからか……それは十分可能性としてはある。
「…ブラッグァが…」
「うん?俺が?」
言いにくそうに口ごもって、それからじっと俺の目を見つめてくる。
そんな彼女に続きを促すように頷いた。

「…怖い夢、見るから…」
「………っ!?」

彼女の口から出てきた言葉に、少なからず動揺した。
寝てる間に魘されていたのを見たのだろうか、もしくは何か寝言でも呟いてしまったのか…。

闇の中の自分。
鏡に囲まれる自分。

鏡よ鏡。
世界で一番醜いのは。

だぁれ?

それは―――。

「…ブラッグァ…」
ふわりと抱きしめられた。
暖かいと感じる。動揺した心が落ち着いてくるのを感じる。
「…大丈夫だよ、怖くないから…」
優しく頭を撫でてくる手。

道標を無くした優しい女の子。

その手を握ったのは自分。
その暖かい手を手に入れたの自分――。

「そうだな…怖くないよな…」
「…うん。…ブラッグァは怖くないよ…」

鏡の中の自分。
シニカルに。冷酷に。残酷に。
笑い続ける自分。
殺したいほどに恐ろしいその笑顔。

「…ブラッグァには、俺がいるから…」
「あぁ…」

そんな自分を怖くないと言ってくれた彼女。
自分でさえも恐ろしいと感じる俺を怖がらない彼女。
暖かい彼女。

「…傷ついても…俺が治してあげるから…」
「あぁ…」

傷つくのが好きな自分。
その傷を癒す彼女。
彼女自身も傷つきながら、
俺の傷を癒してくれる彼女。

「……大好き…」
「………うん」

目を瞑る。
暗闇、暗闇、暗闇――その中で感じられる暖かい手。

「やっぱ起きる。おなか減った」
「…うん…それじゃ、俺も一緒に食べる…」
「あれ?まだ食べてなかった?」
「…ブラッグァは朝ごはん。…俺は昼ごはんとして食べるから…」
「な、なるほど…」

握り合った手。
笑いあった顔。
既に犬の仮面をつけた顔なのに――その下の顔も笑っている。

最初は自分が道へと導いた彼女の手に、
今度は自分が導かれる。

暗闇の中から鏡を全部ぶち壊して。

「はぁ、今日も良い天気になりそうだ」

光が降り注ぐ世界へと―――。




鏡よ鏡。
世界で一番醜いのは。
だぁれ?



そんなの



俺には関係ないね




【END】


***************

・補足
ブラッグァは自己嫌悪の塊みたいな子。
マゾな性格も己が嫌いで傷つけるうちに開花しちゃった質です。
基本的におちゃらけてるのは自分を守る一種のバリアみたいなもんです。
自分を隠す犬の仮面。ドッグ。

まぁ、変態なのは変わりませんけどNE!!
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コメント
この記事へのコメント
うーん、ええなぁ。
微笑ましいと言うかなんと言うか。
前半のボケっぷりがナイスだ。

いやしかし…スフィーナか。
ふむ…

さっさと資料手に入れて書こう。
ついでに諸々も。(ぁ)
2006/12/08(金) 16:54 | URL | ハル #-[ 編集]
>ハルさん
ありがとーございます!
シリアス一直線で行こうと思ってたらいつの間にかボケ入れてました(爆)

ふふふふ、楽しみにしてますぜ兄貴ぃ!(ぉ
2006/12/09(土) 01:26 | URL | 黒猫 #-[ 編集]
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