まったりのんびりマイペース駄目人間の黒猫のなんだか良くわからないブログです
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
皆様からキャラを借りてSSを書きましょう企画第三段目。
今回は銀雨の眩暈坂・志狼さんを貸していただきました。ありがとうございます!!

えーっと、とりあえず色々な意味でごめんなさい。
ブラッディはこんな子です。どんだけ面の皮が厚いんだ。
銀雨のDGは好きです。
こ、こんなのでも楽しんでいただければ幸いです!!!


見てやるぜベイベ!な方は続きからドウゾ!


あ、あと溜まってるバトンはまたちまちま答えさせていただきますー。


確定SSメモ
ラヴィさん・ブラッグァ(AFO)
ティルさん×幸(銀雨)
玲さん・黒妖(AFO)
翔子さん×ブラッディ(怪談)




アザレア国際交流センター。

そこはゴーストが巣食う場所。

殺戮と狂気に満ちた異常地帯。

ゴースト達は今か今かと宴のときを待つ。

殺意に満ちた狂った宴を――。



『グォオオオオ…!!!!』
雅鎖螺が叫ぶ。
その凶悪な鍵爪を振り下ろし、目の前の獲物を八つ裂きにしようと襲い掛かった。

「おっと、そんな急かさなくても大丈夫でさぁ」

だが、その獲物は余裕さえ見せるような動作で鍵爪を避けた。
着物姿で口元だけは笑みを浮かべている男――眩暈坂・志狼。

「しょうがないんじゃなぁい?こいつぅら、殺すだけぇが楽しみぃみたいな奴らだしぃ?」

とんっと眩暈坂の背中に何かが寄りかかった。
顔だけで振り向くと、そこにあるのは赤い色。
ニヤリと笑う赤いコートを着た女――ブラッディ・ドッグ。

「わんこサン。そっちは終わったんですかぃ?」
「うん、ゾンビとぉかゾンビガールだけだったもぉん。眩暈坂ぁは?」
「あとはあの雅鎖螺だけっすねぃ」

会話が聞こえたのか、再び雅鎖螺が唸る。
殺したい、ばらばらにしてしまいという確固たる殺気が感じられた。

「ま、これ以上あちらさんをお待たせするのも何だし、さっさと片付けてきまさぁ」
「いってらっしゃぁい」

ベンっと気軽に三味線を鳴らして眩暈坂は雅鎖螺へと向き直る。
そのまま踏み込んで――。


『グぁアアアアぁアアアあアぁあアアア………』


凄まじい断末魔と共に、呆気なく戦いは終わった。



「確か5階まであるんでしたっけねぃ?」
「そぉー。だぁから、この階で終わりぃ」
コツコツと足音を響かせながら階段を上る。
いつもは四人で行くところを二人で行ってみようと提案したのはブラッディだった。
ブラッディいわく――
「だぁって、多勢に無勢って面白そぉうだしぃ♪」
らしい。言葉の使い方を間違ってる気もするが、深い意味は多分ない。
というか、全くない。
己の好奇心優先なだけなのだ。
その好奇心に不幸にも(無理やり)付き合わされたのが眩暈坂というわけで。

「…何かやっと終わりって感じでさぁ」
「いやぁん、若者ぉがだらしなぁいぞぉ」
ふざけてしな垂れかかってくるブラッディを避けながら眩暈坂は密かに深く息を吐いた。
二人で潜る場合、敵は多少弱くなっている。だが、如何せん二人で相手するには数が多い。
二手に分かれて相手するのだが、そこで鎧讐少女や蛇女などに会うとソレはもう面倒なのだ。
「ギャハハ!ま、さっさとクリアしてぇ何か食べにいこぉ。すぐ行こぉ。休み無しで行こぉ」
「…わんこサン、お腹空いたんっすね」
まぁ、何はともあれ5階へと到着。
チャリっとブラッディが鎖剣の鎖を鳴らし、その一歩を踏み出した。

その瞬間―――。


『 ウ ぉ オ オ オ  オ オ  オ お オ ぉ オ オ  オ オ  オ お ! ! ! 』



部屋の至る所から凄まじい咆哮。

その声に呼応する様に奴が目覚める。

その力ゆえに縛られ続けた強大なゴースト。

『 鎧讐王 』


「ギャハ!良い声してぇるねぇ。しびれちゃぁう!」
楽しそうにブラッディは目を細める。
銀の目。剣呑な獣の目。
「どうしまさぁ、わんこサン。あちらさん殺る気満々みたいっすよ」

既にゾンビが。アリイノシシが。剣オオカミが。ゾンビガールが。
至る所のゴースト達が自分達に迫ってくる。
殺せ殺せと咆哮を上げて。

「ん、んー?やだなぁ、ヤることはひとぉつでしょぉ?」
ギャハハハハ!と面白そうに。楽しそうに。狂ったように。
ブラッディは笑い声を上げて。


「こいつらぁ全員ぶっ潰す」

「了解でさぁ」


殺気と狂気を振り撒いて、狂った宴が始まった。



ゴーストが集まる。
ゴーストが消される。

『キャァアぁああアア!!!!』
ドシュリ…!とブラッディから放たれた鎖剣にゾンビガールが凄まじい叫び声を上げて消された。
「うぅん、女の嬌声ってぇのは良いよねぇ」
「あの声は悲鳴だと思いまさぁ」
変態的なことを口走るブラッディに律儀にツッコミながら、三味線を掻き鳴らす。

『ガァアアぁアア!』

三味線から発される神秘の音色にアリイノシシが苦悶の声を上げる。
それに怒り狂ったのか、アリイノシシは眩暈坂に突進してきた。
「おぉ!?ちょっと危なかったでさぁ!?」
とっさに避けたものの、ちりっと掠った腕を摩りながら息を吐く。
雅鎖螺ほどではないものの、アリイノシシは中々攻撃力が高い。
そうしている間にもうぞうぞとゴースト達は集まってくる。


「…くっ…!!!」
「わんこサン!?」
素早い剣オオカミがブラッディの足をその鋭い刃で傷つけた。
急いでブラッディのもとへ走り寄る。
眩暈坂に気づいたブラッディの表情は凄まじく不機嫌そうだ。
「あの犬、むかぁつく。犬の癖にドッグの俺ぇを傷つけるとは生意気ぃ」
「いや、むかつくとか生意気とか言ってる場合ではないと思いまさぁ…」
「いぃの。これぐらぁい回復できるし」
ぼうっ…とその言葉と共に鎖剣に光が集まった。
それと同時に、ブラッディの足の傷も塞がっていく。
ブラッディの中に飼われる白燐蟲。

白燐奏甲。

「よぉし、ふっかぁつ!……眩暈坂ぁ?」
「ん?なんでさぁ、わんこサン?」
眩暈坂と背中合わせになりながら、ニヤリとブラッディは笑った。
先刻までの不機嫌さは消え、今はとても楽しそうに笑い声を上げる。

その声に惹かれるように、二人の周りに取り囲むようにしてゴーストが集う。
集まる。
格好の獲物が。
一斉に――二人の射程内へと。

「何か一匹ずつ相手ぇするのも面倒ぉくさくなってきたからさぁ。ここでいっちょザコぉは一斉に消えてもらおうや」
「あぁ…それは同感でさぁ」
背中合わせに二人は笑う。

ゴーストたちの攻撃をひらりと避けて。

眩暈坂は大きく息を吸い。

ブラッディは大きく口を開けて。

その瞬間……嵐のような衝撃が巻き起こった。


『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


取り囲むゴーストが音と蟲の衝撃に潰される。

めちゃくちゃに。音に潰され、食いつぶされて。


消えた。


「はい、ザコ掃除ぃ終了ぉ」
「さて、残るは――」

『 お お お ぉ お お お ! ! 』

高みの見物とばかりに眺めるだけだった鎧讐王が動いた。
怨恨が篭った声を上げて、ギラリと2本の刀を振りかざす。

「いっせぇに手下潰されちゃったぁから怒ったのかぁね?」
「さぁ、ゴーストの気持ちはさっぱり分からないでさぁ」
ぼぅ…と眩暈坂の三味線も光る。
眩暈坂が先程まで感じていた疲労も消えた。

白燐奏甲。
眩暈坂もブラッディと同じく、体の中に蟲を飼っている。

「んじゃまぁ、さっさと倒しちゃぉうかねぇ」

ブラッディが呟いた瞬間、ブォン!と刀が迫る。
咄嗟に頭を低くしてその攻撃をやり過ごす。
ビリビリと感じられる殺気。

「ギャハ…!」
あぁ、楽しい。
交わされる殺気がザコとぜんぜん違う。
血沸き肉踊るとはこの事だろうか。

「あーあ、わんこサンばっかり楽しんでずるいでさぁ」
鎧讐王の横に回りこんだ眩暈坂が不満げに三味線を掻き鳴らす。
『 ぐ ォ お オ オ ! ! 』
威力の増した衝撃に鎧讐王の禍々しい顔が更に歪む。
「俺にもちゃぁんと楽しませてもらわない、とっ…!!」
ザンッ!!!
上から振り下ろされた刀を避けながら眩暈坂は笑った。

鎖剣が、音の衝撃が、刀が、容赦なく交わされる。

ビリビリビリと痺れる様な殺気の中で笑う。

刀で傷つけられた痛みさえも面白い。

禍々しい声が苦悶へと彩られる瞬間が楽しい。

ゴーストを狩る。

それだけの為にここにいる。殺気を交し合い、ぶつけあって―――。

『                 』

最期は声さえもあげられずに、鎧讐王は眠りについた。
その力ゆえに、幾度倒されても消えることが出来ない哀れなゴースト。

また目覚めるであろう時を待って、今は深い眠りへと―――。




そんなこんなでセンターから出た二人は一斉に息をつく。
「終了ぉ!腹減った!飯ぃ!!」
「俺も空いてきたっすねぃ…何処食いにいきまさー?」
「………うぅーん」
腹空いたと言いつつ決めてなかったらしい。
暫く悩んでから、ギャハっとブラッディは笑った。
「どこでぇもいいや。眩暈坂ぁの奢りだしぃ」
「な!?何時の間に俺のおごりになったんでさぁ!?」
「今さっきぃ」
にこやかにブラッディは笑う。
凶悪なまでに無邪気な笑みだった。
「そりゃぁないっすよ、わんこサーン…」
「まぁまぁ、ほらレッツ・ゴゥ!!」
「あー……」
ずるずると引きずられる様に街へと戻る。
ブラッディは笑いながら。
眩暈坂は財布の中身を心配しながら。


とりあえず今日のお昼はラーメンだったとか何とか。


【 END 】


***************

・補足
ブラッディの好物はパンと麺類です(聞いてない)
銀雨DG二人潜りはかなり楽しいです。敵が多いのが大変ですが…!
ゴーストの声は適当です、グオオーとかギャオーとかそんなイメージ。
と、いうわけで(?)こんなSSが出来ました…!
書いててかなり楽しかったです。ありがとうございました!
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
ぅわ、目、笑ってないのバレてたんすか!恐ろしい方だ…(笑)
眩暈坂なんかに背中を任せて貰えるなんて、身に余る光栄ですよ~(いや二人潜りだから)
わんこサンとご一緒だと、ゾンビばっかの銀雨DGも賑やかで楽しそう…今度ラーメン丼見つけたら送っときますねぃ(いらん)

飛び入り参加だったのに、素敵に書いて頂いて感謝感謝デス!
楽しませて頂きました、ありがとうございますー!(礼)
つかホント、眩暈坂は変な口調で書き難かったかと!スミマセン(汗)
2006/12/10(日) 01:11 | URL | 眩暈坂 #-[ 編集]
>眩暈坂さん
バレてたというかイメージがそんな感じでした!!(笑
わんこと行くと賑やかというか騒がしいだけだと思います、はい(ぁ
ラ、ラーメン丼!?た、楽しみにしてm(ry

此方こそ、参加ありがとうございました!!
その言葉だけでもう幸せですー!
口調の方は書いてて楽しかったのは内緒です(笑
2006/12/10(日) 23:40 | URL | 黒猫 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://kokuyou13.blog7.fc2.com/tb.php/132-50a30e27
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

無料カウンター現在の閲覧者数:
無料カウンター