まったりのんびりマイペース駄目人間の黒猫のなんだか良くわからないブログです
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皆様からキャラを借りてSSを書きましょう企画第六段目。
今回はカイさんからAFOPCのラヴィニア・クォーツさんを貸していただきました!
ありがとうございます!!

こ、今回もわけわからん出来になりました(ぁ
うちのPCの心は背後にもさっぱりです(駄目

とりあえず土下座しときますねorz

すんません、まじすいません、ごっつぁんです(?)

何かテンションがおかしいです、ボスケテ。

というわけで!見てやろうかフハハーな方は続きからドウゾ!!!

確定SSメモ
玲さん・黒妖(AFO)


「人を…カオスでも良いや、それを殺す感触って覚えてる?」
がやがやと賑やかな酒場。
机を挟んで向かい合うように座る女二人。
褐色肌の女から投げかけられた質問に金髪の女は眉を顰めた。
「…答えたくも無いわ」
「はは、そうかい?」
褐色肌の女――ブラッグァルド・ドッグ・ブラッドはその問いに気を悪くした風も無くぐびりとエールを呑んだ。
この女の考えていることは分からないと金髪の女――ラヴィニア・クォーツは思う。

ふざけた言葉で己を隠し

ふざけた態度で煙に巻き

ふざけた行動で心を読ませない

「あなたは?」
「ん?」
「――あなたは覚えているの?」
ひょいっと片眉をあげてブラッグァはラヴィニアを見た。
その目に宿るのは好奇心。
「…何よ」
「いや、なんでもない。んー、そうだなぁ……覚えてないかな」
楽しそうにブラッグァは笑う。
その笑いの意味がわからなくてラヴィニアは再び眉を顰めた。

「殺したのに覚えていないの?」
「殺したから覚えていないのさ」

片目しかうかがえない瞳からは何の感情も読み取れない。
この女は何を考えているのか。
この女は何を感じているのか。

「何も感じない。感じるのは痛みと悦びだけだ」
「――な、にを」

女は笑う。
瞳から、笑みからは何も読み取れない。
それが無性に怖い。
この女は、なんだ。

「俺の体を貫く痛み。それに伴う悦び。『ソレ』しか感じない。人の死なんてな…」
乾いた笑みでこの女は言う。

「本当はどうでもいいんだよ」

何の感情も感じられない声音でこの女は。

「人の死を感じたら悲しむフリをしていればいい。人を殺す感触がしたら怖がるフリをしていれば良い」
何の感情も感じられない瞳でこの女は。

「人が悲しんでいるのを見たら慰めるフリをしてやればいい。心の奥底では何も感じない」
この、女は。

「なぁ、ラヴィ…俺は生きているのかな?」
死人の様な冷たい笑顔で、この女は問うた。

「………っ」
その問いを答え様として言葉に詰まる。
答えられない。
答えられるはずが無い。

生きながらにして死んでいる。
あの目は、死んだ魚の目。
薄く笑った姿はただの亡霊。

「それとも俺は死んでいるのかな?」

死にながらにして生きている。
あの目は、負け犬の目。
軽く目を伏せた姿はただの捨て犬。

「そ…れでも、あなたは…………スフィーナがいる」
「…………」

酒場の卓でじゃれあう二人を見たときに感じたあの感覚。
愛し合う者たちを見たあの幸福感。

「スフィーナといる時のあなたは生きている」
「…………」

あの時のブラッグァの瞳はただ優しかった。
優しくて優しくて…ただ生きていた。

「それじゃ、ラヴィは生きてるか?」
「…え?」

再び投げかけられた質問に言葉が詰まった。

「ラヴィニアは今ココで、生きていると断言できるか?」
「わ、私は……」

答えられない。
自分自身のこと――それは自分には分からない。

「……そんなもんさ。自分自身のことは分からない」
「あ、なたは…」

死んだ魚の目で。
彼女は笑う。

「他人にも自分にも自分自身の事なんて分かりはしないのさ」

吐き出されたのは冷たい言葉だった。

「……私は!!」

ソレが悔しかった。
自分を馬鹿にされたようで。
この女がずっと苦しんでいるようで。

「私は、生きている!」

冷たい目の彼女に。
冷たい顔の彼女に。

「あなたも、生きている!」

ほんの一瞬。
彼女の瞳が揺らいだ。

「ねぇ……知ってる?死んでいたら、そんな事を考える事すらできないのよ?」

ぴくりと彼女の体が震えた。

「そんな事を考えてられるうちは、あなたも私も生きている」

何も感じない心なんて嘘。
その心を持っている筈ならこんなに苦しんでる筈が無い。

「あなたは覚えているわ」
「覚えていないさ」

交わされた言葉。

「覚えていなくても識(し)っている」
「………」

彼女についた無数の傷。
それをつけたのは自分自身。
ソレの意味するもの。

「指先が解っている。その事の重さを」
「………」

自分自身が嫌いなその証。
自分自身を憎むその証。

他人に与える痛みを知っているその証。

「あなたは自分自身を殺しすぎよ」
「……ふん、余計なお世話だよ」

軽く彼女は笑った。
目を細めて笑った。

「それに、あなたは冷たくなんてないわ」
「……それはどうも」

半ば絶対に泣きそうな気弱な笑みで。
半ば絶対に泣かなさそうな気丈な笑みで。

「んじゃ、ラヴィはもう少し自分の事を知らなきゃなぁ」
「な、何よいきなり?」

いきなり言われた言葉に頭が追いつかない。
この女は突飛過ぎる。

「あの答えじゃ60点ってとこだし」
「………っ!!!」
「ぎりぎり平均点ってとこ」

もしかしないでも、この女に試されていたらしい。
やっぱりわけのわからない女だ。
あの言葉は嘘だったのかとさえ疑ってしまう。

「あ…あなたに試されたくなんてないわよ…」
「あっはっは、悪いね」

ただ興味があったからと笑う彼女の気持ちは読めない。
何だかもう悟ってしまった。
最初から最後まで、本当の彼女の心なんて読めはしないのだと。

二転三転、四転五転、六にも転べば七にも転ぶ。

今のも本心、そして別の言葉も本心。

真の心は見つからない。

ずっと心を読もうと冷静な瞳で見つめていた私に彼女は気づいていた。
だから、これはただの意地悪だったのだろう。

「性格悪すぎよ…」
「最高の褒め言葉だね」

気軽に笑うこの女に。



せめてものお返しとして一番高い料理を奢らせてやろうと心に誓った。



**************
補足
ブラッグァは自己嫌悪の塊というのはスフィーナさんのSSにて書きましたが!
今回その黒い部分を出してみました。

本心は出すけど真の心は出さないし出せない、自分でさえも解らない事だから。

そんな感じです。自分の事さっぱり解ってないんですね、だから余計に自分の事が嫌いになるという悪循環。
ラヴィさんには冷静なおねぇさんというイメージがしたのでその心を読んでもらおうかと!!

私が書くには無理でしたorz
いろんな意味でだめだめですが、こんなものでも楽しんでいただけたら幸いです!
ありがとうございましたぁああ!!
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コメント
この記事へのコメント
GJ d(==

まあ、彼女はまだまだ未確定部位も多いキャラなので、まだまだ、もまれて形を作っていかないといけないのですよ。
そんな彼女のことをよく観察できてると思いますよw
2007/01/06(土) 22:50 | URL | カイ #-[ 編集]
ありがとーございまっす!

ブラッグァなんかにもまれたら性格ひねくれてしまいそうなので注意です、はい(ぉ

わわ、その言葉だけで涙が!ありがとうございましたー!
2007/01/08(月) 19:48 | URL | 黒猫 #-[ 編集]
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