まったりのんびりマイペース駄目人間の黒猫のなんだか良くわからないブログです
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ログを見るとあの楽しかった日々を思い出す、黒猫です。
何時まで続くかと思われた屋上も閉じてしまいました。
私的にはホワイトデーまで残して欲しかった…(無理)

富関係のリアイベの中でも一番楽しかったかもしれません。
ブラッディも幸もハッチャケるハッチャケる。
何か幸が途中から良い雰囲気になったりしましたが(ぇ)
ティルさん一筋ですよ?(ぉ
弄られまくりだった幸に乾杯。銀雨PCでは君が唯一のイジラレーさ。

ブラッディはもう…何というか…
初めましてな方でも弄ったり弄られたり撫でられたりニイチャンと呼ばれたり弟と呼んだりハニーと呼ばれたりダーリンと呼んだりナース服で羞恥プレイだったり…
………ちょっと途中からおかしいの入ってますがこんな感じだったのは間違いありません(ぉ
楽しかった、超楽しかった。
ネタで同じ人で感情欄全枠埋めたの生まれて初めて(笑
お付き合いしてくださった方に心から感謝を。
またリアイベがあれば遊んでくださると嬉しいです。


あーもう一回しないかなバレンタインリアイベ(笑

SS追加。SSSぐらいの長さにしようと思ったら思いのほか長くなった…orz
妄想過多&死んだ脳で書いたので話がちぐはぐの上にわけ分かりません。
PCを苛めるのは好きじゃないんですよ!?でもこういうのが書きやすい私を許して(死)

見てやるという方は続きからドウゾ。



「ただぁいま」
「あ、おかえりー」
バイトで疲れた体を引きずって帰ってきた自分にかけられた声。
自分と猫しか住んでない部屋に誰かが居座っていた。
にこやかに自分を出迎える長身で褐色の肌の女――。

「……出ていけ、ブラッグァ」
「はっ!やなこった」
ニヤリと黒い笑みを見せたその女。
ブラッグァルド・ウルフェリュート…自分の『元』飼い主だった。


「で、なぁんの用なわぁけ?」
「そんな邪険にされると傷つくんだけど…」
「五月蝿い」
敵意を込めた視線で睨むと、ブラッグァはむかつく仕草で肩をすくめた。

コイツは苦手だ。容赦なく踏み込んできて傷つける。コイツは怖い。コイツは嫌いだ。

「一応、このマンションの持ち主の名義は俺なんだけど?」
「………」
ニヤニヤとこれ見よがしに向けてくる笑顔を無視する。
今、腕の中にいる子猫の暖かさだけが自分にとっての救いだった。
「まぁ、あれだ。飼い主として飼い犬の様子を見に来たってだけだよ」
「…俺ぇはもうてめぇの犬じゃねぇ」
「へぇ…」
ボソリと呟いた言葉に、ブラッグァは再び笑う。
「……っ…!!!」
その笑みに ゾ ク リ とした。


怖い怖い怖い怖い怖い逃げなきゃ今逃げなきゃまた壊されるコイツはダメだ怖いダメだ逃げなきゃ逃げなきゃにげなきゃにげな――。


「なぁ、ブラッディ。ブラッディ・ドッグ?」
「う…ア…」
体が震える。コイツに見られていることがたまらなく嫌だ。
その笑みが嫌だ。こいつは知っているから。自分の昔を知っているから。

「何時の間にそんな生意気になったんだろうね。昔はもっと従順だった筈なのに」
「う…ぐ…」

「寂しさで縋るしか出来なかったのにね。こっちが捨てても縋ってきたのはドチラかな?」
「やめ…」

「…愛されないと分かっていたのに、飼われることを望んだのは何処の誰かなぁ?」
「やめろ!!!」

耳をふさいだ。腕の中の猫が落ちる。
怖い。ただ怖い。自分の昔を思い出すのが怖い。ただ暗い孤独の中に偽の温かさを求めていた頃の自分が。
逃げても逃げてもコイツの手のひらの上にいる自分が嫌だ。

「そうそう、それでいい。そうやってお前は怖がってろよ。どうせお前は変われないんだから」

コイツの声が嫌だ。コイツの言葉が心を傷つける。

「愛しても愛しても愛されないんだよな、お前は…。愛す奴なんていねぇなぁ、こんな雌犬をさ」

嫌だ。違う。俺にだって――。

「お前は誰にも愛されねぇよ。誰の傍にもいる権利なんてねぇよ。誰も傍になんていてくれねぇよ」
「う…るさい…!!」

思わず叫んだ。猫がブラッグァに向かって鳴く。
威嚇するように。怒る様に鳴いてくれる。
自分は昔とは違う。逃げ続けている自分じゃない。違う、違うんだ。

「…ま、精々足掻けよ。どん底まで落ちたらまた俺が飼ってやってもいいぜ?」
ニヤニヤと人を食うような笑顔のまま、ブラッグァは外へ出る。
金持ちのお嬢様。自分を拾ったお嬢様。
自分に肌のぬくもりと、耐え難い孤独を覚えさせた酷い女。

「それじゃ、またな。『犬飼・彼方』さん?」
「…っ!!!」
ブラッグァが出て行く瞬間、本当の名前を呼ばれて体が震える。
最も思い出したくないことが頭の中を駆け巡る。

楽しい旅行。笑顔の家族。じゃれついてくる愛犬。
突然の事故。響き渡る悲鳴。激しい衝撃。
飛び散る血。自分を引きずる犬。血まみれの愛犬。
爆発音。燃え盛る車。意識を失う前に見たものは――両親と愛犬の最期。

「ぁあああああああああああああああああああ!!!!!!」
汗が吹き出る。頭が痛い。喉が乾く。
息が出来ない。歯が震えてカチカチと五月蝿い。
温もりが欲しい。どうしようもない孤独が。

愛していた家族に自分だけ置いていかれた記憶が。

『にゃぁ…』
頭を抱えていると、傍で鳴き声が聞こえた。
自分の体にすりついてくる子猫。まるで慰めるように。
「……お前は…傍にいてくれる…?」
まるで縋る様に子猫を抱きしめる。
暖かさが欲しかった。腕の中の温もりにただ縋った。
『みゃー』
猫は鳴く。答えるように鳴いてくれる。
それがただ嬉しかった。

黒い毛の子猫。優しい子猫。

「お前の名前…決めた」
『みぅ?』
猫の名前を悩んでいたときに、友人達に質問したことがあった。
その中の1つ。その名は確か――。
「穏(のん)だ。お前はこれから穏っていうんだぁよ」
『にゃー?』
字面が気に入って、候補の中に入れていた名前。
穏やかな…優しさと温もりの意味が入った名前。

「首輪買ってこなきゃな、穏。お前だけぇの首輪を」
「にゃー♪」
優しくなでると嬉しそうな鳴き声。
まだ体は微かに震えているけど…それでも。

愛されなくてもいい。
傍にいる権利がなくてもいい。

でも、この暖かさを感じていたいから。


俺の心の奥に眠るこの感情を守りたいから。



*************


「…意地悪…なんだね…」
「盗み聞きは趣味悪いぞ、夜蝶」
通り過ぎざまに聞こえてきた声に俺は肩をすくめた。
夜の闇に溶けるように立っていた女は何の表情も浮かべない。
そのくせ、俺を見つめる目は冷ややかでぞっとする。
「…そんなに…ブラッディが嫌い…?」
「好きだよ」

それでも、傷つけるしかアイツに接することができない自分。
昔、過ちを犯してしまった時点で自分は後戻りなどできなくなってしまった。
許しなどもらえるはずもなく、ただ嫌われるだけ。

「…歪んだ…愛情表現…」
「憎まれ役には持って来いだろ」
皮肉げに笑う。相手は笑わない。

「…馬鹿らしい」

そう呟いて夜の闇に溶けてしまった彼女に苦笑した。
馬鹿なことは分かってる。本当に馬鹿なんだから仕方がない。
「本当は――」

呟いた言葉に意味などなくて。
ただ、願い続けるだけで。



見上げた空に浮かぶ月は、冷たく自分を見下ろしていた。
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