まったりのんびりマイペース駄目人間の黒猫のなんだか良くわからないブログです
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休みだー!!!狂喜乱舞の黒猫です。
嬉しい気分にノってSS書き上げ!わっほぃ!

というわけで第2回SS企画3段目。
今回は銀雨PCの篠原・楓華さんをお借りしました。
ありがとうございまーす!

楓華さんにはクラスで仲良くして頂いています。感謝感謝。
ブラッディのクラスは皆フレンドリーなので楽しいです。
ただいま「もしかして担任はあのキノコ食べたら大きくなる赤い服着たヒゲのおじさんじゃね!?」という話題が。
私的に緑の服着た弟がいればなお良し(何が

というわけで(?)SS見てあげてもいいわよ…べ、別にあんたの為じゃないんだからね!という方は続きからどうぞ!

SS確定メモ
葎さん=幸・慎さん(銀雨)
優さん=ブラッディ・優さん(銀雨)
Deltaさん=ケイト・リディアさん(AFO)
田吾作さん=ケイト・ニーシュさん(AFO)
玖堂さん=ケイト・マティアさんorウカさん(ネタ次第)






ぽかぽかと暖かな日差し

教師の声が子守唄のように眠りを誘う

窓際は眠りの世界

一匹の犬も柔らかな日の下で眠りについた



ゆさゆさ。ゆさゆさ。
誰かが俺を揺らしている。
多分、寝ているのを起こそうとしてくれているのだろう。
だがまだ俺は眠りの世界に浸っていたい。
「んー…」
もう少し寝かせてくれと揺らす手を軽く払う。
昨日のバイトのせいで疲れているのだ。眠ってる時間ぐらいはそっとしておいて欲しい。

「もう!わーんーこーちゃーん!」

ぐらぐらと揺れる度合いが大きくなった。
しかも相手は何故か怒ってるらしい。困った。
このまま無視して寝ることも出来るが――怒られるのは嫌いだ。
「…なぁに、楓華…」
「なぁに、じゃないよ。もうお昼だよ?ご飯食べないの?」
眼を開けた先に見えたのはピンク色の髪を持つ少女――篠原・楓華。
クラスで俺の前の席に座っている少女である。

「…いい…寝るぅ…」
楓華が心配してくれるのは嬉しいが、今は空腹よりも睡眠が勝っている。
食べるよりも寝ていたい。それはもうぐっすりと。
「午後になったらお腹すいちゃうよ?6時間目は体育だから食べる暇もないし…」
「んじゃぁ…体育サボるかぁら…」
「だーめ!わんこちゃん、ただでさえ出席率悪いんだからちゃんと出なきゃいけないんだよ!」
「うー…」
それを言われると耳が痛い。
サボるか出席しても寝てるだけな俺にとっては1回の出席で成績が左右されてしまう。
それでもまだ真面目にやろうと思わない辺り、俺は駄目な生徒だと思う。

「それとも――わんこちゃん、ボクとご飯食べたくないのかな?」
「………分かぁった、降参。だぁからそんな顔しなぁいで…」
悲しそうな顔の楓華を見て負けを悟った。
この状況はどう見ても俺が悪者である。眠いのは変わらないが5時間目に寝てしまえばいい。
根本的な解決にはならないが、とりあえずは机に突っ伏していた体勢から身を起こした。
「それでこそわんこちゃん、女の子には優しいよね♪」
「そりゃぁ紳士ですかぁらね」
いそいそと弁当を取り出しながら笑う楓華に、俺も鞄からパンを取り出しながら笑い返した。
向かい合う形でお互い自分の昼食を食べ始める。
彼女はお弁当、俺はメロンパン1個。
「わんこちゃん、それだけだと午後にお腹空かない?」
「ううん、これで十分だぁよ。俺、少食だかぁら」
心配そうな楓華を安心させる様に明るく笑う。
実際、これだけでも十分足りているのだから問題はないのだ。
「それならいいんだけど…」
「大丈夫、楓華ぁは心配性だぁね」
よしよしと頭を撫でると楓華は少し頬を膨らませた。
多分子ども扱いするなといいたいんだろう。それがまた可愛らしくて笑う。
「もう、何がそんなのおかしいの!」
「いやいやぁ、何でもなぁいよ。気にしなぁいで」
「わんこちゃーん!」
何時もの昼食の風景に何となく心が安らぐ。
このクラスは居心地が良い。話せる相手が沢山いるのは好きだ。
「わんこちゃんの意地悪ー…」
「失礼な。俺ぇはこんなに優しいのぉに」
「嘘は駄目だよー!」
俺の言葉で色んな反応を見せてくれる彼女が好きだ。友達として愛しい。

可愛らしい女の子。
女の子らしい女の子。
昔の俺もこんな風になりたいと思っていた。
でも、それはもう叶わない夢だから。
もう昔の俺にもどることはできないから。

捨ててしまった夢は取り戻せない。

「楓華は可愛いよねぇ…どうかそのままぁでいて頂戴」
「むぅ、わんこちゃんに言われると何か引っかかるなー…」
「失礼なぁ」

ギャハハ。ギャハハハ。

笑え。笑え。悲しくても笑っていれば何とかなる。
笑ってさえいれば――相手も笑ってくれるから。悲しみなど人に見せたくはない。

「ま、今回は多めに見てあげましょー」
「ありがとぉございまぁす、楓華さまぁ」

楓華の笑顔は好きだけど、悲しむ顔は見たくない。
だから笑う。笑って笑って笑いあう。
楓華の笑顔を見れたなら、それだけで俺は満足だった。

「あ、わんこちゃん。玉子焼き食べる?」
「ん、ん、いいのぉ?」
にっこりと笑って楓華が問いかけてきた。
食べる、というか食べ物を飲み込む作業はあまり好きではないのだが…玉子焼きは食べたい。
「いいよ、はいあーん♪」
「ぁーん」
目の前に差し出された玉子焼きにぱくつく。
うん、美味しい。貰ってよかった。
「美味しい?それ、ボクが作ったんだけど…」
「んー…」
「わ、わんこちゃん?」
素直に美味しいというべきか。
いや、美味しいのだが何かこう…悪戯心がむくむくと。
「美味しい」
「えっ」
「…ような、そうでなぁいようなぁ?」
「ど、どっちー!?」
慌てる楓華が面白くてつい笑ってしまう。
あぁ、楽しい。

「わ、ん、こ、ちゃーん…」
ぐっと拳を握った。
やばい、出るか!必殺楓華パンチ!?
「……」
咄嗟に身構えた俺を見つめながら楓華はふるふると拳を震わせていたが、そのまま背を向けてしまった。
「あ、あれ?楓華ぁー?」
「………」
本格的に拗ねてしまったようです。はい。
とりあえずご機嫌を直さなくては…。
「楓華さぁん?」
「もうわんこちゃんなんか知らないんだよ!」
「あぁああ、ごめんってぇばー!」
「知らない!」
ぺこぺこと謝り倒してみる。
どうやらこの不機嫌は中々直らなさそうだなぁと思いながら。


とりあえず、玉子焼きの感想を素直に伝えることにした―――。


ちなみに楓華を怒らせた罰で5時間目も寝かせてもらえませんでした。おわり。


*********
・補足
日常的風景を出したかった…!
何処となくシリアス風味なのが混じるのは私の悪い癖です、はい。

学生さんのお昼休みって色々騒がしいですよね。
友達とわいわい騒ぐのが一番楽しい時間でもあります。
そんな感じのを表現できればー…あがががが。
楓華さんはマジ可愛い。憧れです。
これからもブラッディと仲良くしてくださると光栄です…!!

こんなSSでも楽しんでいただければ幸いです。
参加ありがとうございました!!
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